どうも、ひろべえです。
みなさんはキジハタ/アコウを狙う時にどんなアクションをしていますか?
跳ね上げ?リフト&フォール?ボトムバンプ?ズル引き?色んなアクションがありますが、釣果に差があると思いますか?
今回はキジハタ狙いでのアクションによる釣果の差と、アクションを変えるタイミングなどについて解説していきます。
動画ではアクションの実践をしていますので、合わせてご覧ください。
それでは、今回もよろしくお願いします。
キジハタが釣れやすいアクションとは?

リグによって釣れやすいアクションは異なります。
テキサスリグやフリーリグならロッドをパンパンと2〜3回あおって跳ね上げるアクションが釣れやすいです。
僕もメインに使っているアクションで、使用するようになってから取れるサイズがグーンっと伸び、初ランカーもこのアクションでした。
直リグはズル引きが釣れやすいです。
リグ自体に一体感があるのでボトムをトレースする感じでズル引くのが効果的で、アクションが苦手な初心者にもおすすめしています。
僕が初めてキジハタを釣った時も直リグのズル引きでしたよ。
ジグヘッドリグはストップ&ゴーが釣れやすいです。
一定のレンジを引くのも有りですが、僕のおすすめはロッドを立てて数回巻いたら止め、再度数回巻くを繰り返すストップ&ゴーです。
ロッド角度をキープしておくと止めた時にカーブフォールするので、ハゼや甲殻類がボトムにふわーっと着底するような演出ができます。
フリーリグや直リグでもできるので、アクションのレパートリーに入れておくと獲れなかった魚を獲れるようになりますよ。
このように、リグによって釣れやすいアクションは異なりますが、セオリー通りにやっても釣れない時はアクションを変えることで釣果に近付けるときもあります。
フリーリグで跳ね上げアクションをやっても反応が無く、ズル引きに変えたら一発で食ってきたという場合もあります。
今回投稿した動画もこのパターンで、キジハタが下を意識しているときにはめっぽう強いアクションです。
実際に動画で観ると納得できますよね?
当サイトは以前からお伝えしているように完全釣果主義なので、釣った実績があることしか記事に書きません。
だからこそ、リアルをお届けできます。
7月、8月、9月は産卵が絡む時期なので、キジハタを釣るのがかなり難しいです。
上級者やプロでもサイズはおろか、一匹出すのも大変な時期なので、SNSの釣果情報も少なくなっているはずです。
そんな厳しい状況でもフリーリグのズル引きでキジハタが釣れるなら、使わない手はありません。
初めての一匹を釣るまでは、ひたすらズル引きをしまくるのも有りですよ。
理由無くアクションを変えていたら”釣った”のか”釣れた”のか分からないですからね。
次はアクションを変えるタイミングについて解説します。
アクションを変えるタイミングはいつか?

これは難しく考える必要はありません。
まずはセオリー通りにアクションをします。
例えば、フリーリグなら跳ね上げアクションから始めます。
ある程度投げて、ミスバイトやショートバイトがあればズル引きに変えたりします。
あとはフィールドに変化があった時ですね。
潮や風の速さや向きが変わったタイミングや、ベイトフィッシュの気配が出てきたor消えたタイミングでアクションを変えるのも有効です。
この時に釣ったら間違いなく、あなたの選択が合っていたわけで、自信を持って”釣った”と言えます。
何かしらの変化に気付いたときはアクションを変えてみてください。
前提として釣れていない状況での話ですからね。
釣れているなら無理に変える必要はありませんよ。
ちなみに僕は1日2本以上のキジハタを釣ったことがありません。
同じことをしていれば良いのに「こんなことをしたら釣れるかも?」「違うカラーではどうだ?」なんて余計なことをしてチャンスを逃す始末です。
結果、迷子になって納竿します。
上達する上でチャレンジ精神は大切ですが、釣れている状況をわざわざリセットする必要は無いですし、釣った瞬間はそれが正解なので、フィールドに変化が起きるまではそのままで続けてみることをおすすめします。
アクションによる釣果の差はあるのか

跳ね上げ、ズル引き、ストップ&ゴー、様々なアクションがありますが、どれも同じくらいの釣果な気がします。
沖にフルキャストした時は、跳ね上げが有利な気がしますが、手前を探っているときは他のアクションも負けていません。
結局は様々なアクションを状況に応じて使い分けれるのが1番釣れるってことです。
キジハタは常にボトムにべったりというわけでは無く、若干ボトムから離れた位置に居たり、ミドルレンジをホバリングしている時もあります。
高い位置にある根に張り付いている個体もいるので、基本的にはワームを跳ね上げて存在に気付かせることを意識すると結果に繋がりやすいです。
ロックフィッシュだからボトムに居て、動きも遅いという概念を壊すと世界が変わりますよ。
キジハタの捕食対象にはエビやイワシといった動きが素早い生物もいるので、少なくともそれらよりは速く動けるため、アクション時のスピードに遠慮は必要ないですね。
キジハタは視力も良いみたいで、10m先からでもチェイスしてきます。
結構しつこいので、対象をエサだと認識している間は何度もアタックするので、アングラー側は常にキジハタから見られていることを頭に入れてワームをアクションすると良いです。
さいごに
今回はこれで以上になります。
リグによって釣れやすいアクションは異なり、単体で見た場合は同じような釣果になりますが、状況に合わせてアクションを変えると釣果がアップします。
アクションは気まぐれで変えるのでは無く、ショートバイトやミスバイト、フィールドの状況が変わった時に変えることで、意味のあるアクションセレクトになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに!
NICE FISH FOR YOU.
by 釣りなう