どうも、ひろべえです!
2025年4月に発売されたダイワ MG ドラミングクローをキジハタ(アコウ)狙いで使ってみた結果、かなり優秀だったので、ご紹介します!
他のワームとの使い分けも明確で、狙い通りにキジハタをキャッチできるスグレモノです。
「キジハタを釣ってみたい!」「釣果が安定しない」
「軸となるワームが欲しい」そんな方たちにピッタリのワームなので、良ければ最後まで見てってください。
それでは、どうぞ!
MG ドラミングクロー2.4

MGとはミドルゲームの略で、これと言ってターゲットが絞られたワームではありません。
ダイワの言うミドルゲームの定義は分かりませんが、ターゲットを絞らずに、そこそこのサイズを釣る用のワームと言った感じでしょうか。
ただ、明らかにロックフィッシュを意識したデザインをしているんですよね。
したらば、ロックフィッシュを狙いたくなるのがロックフィッシュアングラーの運命(さだめ)

グッドスタイルのキジハタもメロメロです。

フッキングポイントを確認すると、良いところに刺さってますね!
ドラミングクローを丸呑みしたのが分かります。
サイズ
MG/ミドルゲームメインだからなのか、サイズは2.4インチのみ。
HRFのクローワームもそうだが、3.2インチも出して欲しいところ。
ダイワさんにもDMを送ったが、同一商品で3つのサイズ展開があれば、わざわざ他のワームを使わなくて済むので助かる。
素材はしっかりしていて、針持ちが良いので小型のロックフィッシュとファイトしても数回は耐えてくれます。

ダイワさん、お願いします!
カラー
ドラミングクローのカラーラインナップは全8種類あります。
・クリアオレンジゴールド
・ライトグリパンカモ
・アカキン
・グローホワイト
・オレンジSP
・日本海クリア
・レッドクロー
・ロックチャート
必要なカラーは揃っているので、まずはお好みの色を2~3個購入すれば充分です。
フックサイズ
メーカー推奨はこちらです。
・ナローゲイブフックなら1/0
・ワイドゲイブフックなら1番
このワームの最大の魅力は2.4インチワームなのに1/0フックが使えるところです。
キジハタを狙う時は3インチ前後のワームを使うことが多く、フックは1/0がメインになります。
この時、ドラミングクローにワームチェンジしてもフックを通しで使えるので大変効率が良いです。
ボクがメインで使っているのはカルティバ マルチオフセットX 1/0で、太軸&ワイドゲイブなのでキジハタのバイトもしっかり受け止めてくれます。
食い渋って反応が悪いときはアクション重視で1番を使うことがあり、大型が出そうな状況ではカルティバ カウンターロック 1番に変更することもあります。
ドラミングクローが活躍する場面

基本的には甲殻類を捕食している時ですが、活性が普通~高い時に活躍します。
ボクは最初に使うことが多いですね。
ドラミングクローはハイパワークローアクションで広範囲にアピールできるので、遠くにいるキジハタを寄せることができます。
高活性のキジハタに狙いを絞り、まず1匹釣ることを目標にするならベストな使い方になります。
このワームのアピール力は本当に凄いんですよ。
アピール力の凄さをお伝えしたいので、こちらのデータをご覧ください。

風速が10mを超える日で、釣り座では踏ん張っていないとよろけてしまう程の強風で、おまけに激流です。
14gをアップ側30度にフルキャストして、かなり速めのアクションをしても回収時に160度辺りに返ってくる凶暴さです。
釣り人は誰1人いませんでした。
他のワームでは移動距離が広すぎたり、そもそもアクションが破綻している可能性もありました。
しかし、ドラミングクローは凶暴な状況であっても、それに打ち勝つほどのハイパワークローアクションをします。
あの状況で出た1本は本当に感動しましたね。
高実績ポイントを慎重に探りたい時は最初に他のワームを入れて、反応が無ければドラミングクローを入れる使い方もあります。
どういうことかと言うと、ドラミングクローは寄せる力が強すぎるので、狙って撃ったポイントにキジハタが着いていたか分からないんですよ。
Aポイントのキジハタを釣るためにピンポイントに撃ってもBポイントのキジハタがチェイスしてきたら調査にならないですからね。
とにかく釣りたい時は良いですが、経験値を積むための修行中には適さないワームです。
ドラミングクローは最後に使っても効果的です。
あの手この手を使って探っても反応が得られない。奥の手としてドラミングクローを使うのもありです。
叩かれまくった状況でも、まるでリセットされたかのような反応が得られます。
ドラミングクローのおかげで、今まで拾えなかったキジハタが拾えるようになるので助かります。
他のワームとの使い分け

ドラミングクローは2.4インチですが、サイズ感はそこそこあります。
「ワームサイズは落としたいけど、アピール力とフックサイズは落としたくない」
そんな時にドラミングクローがピッタリです。
まず、ドラミングクローを入れて反応を見ます。
そこのフィールドの活性が高いときは、何かしら反応があります。
思うような反応がなく、水温が低いといった低活性になりうる状況ならHRFホグに変えます。
HRFホグの射程圏内は狭いですが、その圏内に入れてしまえば思わず口を使ってしまうパワーがあります。
HRFホグでもダメだったときは1度、気持ちを落ち着かせるためにHRFカーリーか、HRFシャッドを使います。
ズルズルネチネチ誘ってキジハタ半分/カサゴ半分の気持ちで反応を見ます。
これでもダメならムーブホグ3.3を入れて、存在感を使ってナチュラルにアピールします。
ムーブホグはブラックバス用ワームですが、ロックフィッシュはもちろん、ヒラメやマゴチの反応も良いです。
ここまでローテーションしても反応が無い場合はフックサイズを落としてアクション重視にしたり、シンカーウェイトを変えて縦の動きに変化をつけます。
さいごに
ダイワ MG ドラミングクロー2.4はミドルゲーム対応ワームですが、大型のキジハタを狙うこともできます。
なのでミドルゲームというワードに惑わされず、強めのタックルセッティングを推奨します。
6月には甲殻類パターンが始まっているので心強いパートナーになること間違い無し!
ぜひ、ドラミングクローを使ってキジハタを釣っちゃってください!
NICE FISH FOR YOU.
by 釣りなう