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【キジハタ解説】夏の定番!プリスポーン攻略

どうも、ひろべえです!

夏が始まり、キジハタ(アコウ)も産卵を意識し始めました。

この時期はキジハタのシーズンインと言われることが多く、一般的には釣りやすいはずですが、それでも「釣れない」と嘆いているアングラーもいます。

それはなぜなのか?

今回は、キジハタのプリスポーンの釣り方について解説します。

この記事を読めば、ロックフィッシュアングラーなら1度は苦戦するプリスポーンの攻略ができるようになります!

それではどうぞ!

キジハタのプリスポーンとは

スポーン(spawn)は「産卵する」「放卵する」という意味で、”前”を意味するプリ(pre)がくっついたのがプリスポーンです。

プリスポーン、つまり産卵前ということです。

産卵はとても体力を使う行動なので、スポーン直前にはたくさん食べて、体力は残しておきたいはずです。

しかし、キジハタアングラーの中には「キジハタは荒食いしない」という意見もあります。

実際に狙ってみると、なんでもかんでも入れたら釣れるってことは無く、普段通りの釣れ方をします。

荒食いはせずに、体力は残しておきたいとなると「プリスポーンのキジハタは楽して捕食したい」と考えても良いでしょう。

この時、基礎を忘れてはいけません。

キジハタは性転換をする魚で、メスが大きくなってオスになります。

僕的には何cmからオスになるといった解釈はしていません。

40アップのメス個体も結構います。

どこかの論文?で”オスからメスになった”という文章を目にしたこともあります。(証拠は無いです。)

もしかしたら性転換を繰り返している可能性もありますが…、脱線したので話を戻すと、基本的に小型のキジハタのほとんどがメスです。

小型のキジハタは大きいエサを捕食しにくいですし、捕食するのにも体力を使います。

産卵を控えているのに、余計な体力を使うとは思えません。

なので、キジハタのテリトリーに適切なサイズのワームを入れないと食わない=釣れないのが、苦戦する理由の1つです。

ひろべえ
ひろべえ

腹は減ったけど、自炊も外食もめんどう。そんな時はウーバーイーツです。届いたら勢い良く玄関まで取りに行きますよね?キジハタもそんな気分になるのがプリスポーンです。

補足すると、上級者は狙い方やアクションが別次元の上手さなので、3.2インチ以上のワームでも平気で釣ります。

本当に凄いです。

次はプリスポーンの捕食について解説します。

プリスポーンキジハタの捕食行動

小型のキジハタは、岩などの影に身を潜め、エサが来たらヒョイっと出て捕食すると考えています。

よっぽどの事がないと、長い時間チェイスはして来ない気がします。

しかし、動き回らないからといって活性が低いわけではありません。

活性自体は高いと考えていて、バイトも強烈な個体が増える印象です。

自身のテリトリーから捕食しに行って戻るまでが速いイメージです。

その速さが強烈なバイトに繋がっていると考えています。

プリスポーンのキジハタを狙うなら、基本的には食べやすそうなワームサイズを選んであげると良いです。

フックサイズの関係もあるので、あまりサイズダウンはしたくありませんが、クローワームなら3.2インチから2.8インチ、シャッドテールなら3.5インチから3インチって具合です。

サイズダウン関連で言うと、メバリングやライトゲームをやっているアングラーがゲストでキジハタを釣ることが増え、本命キジハタ狙いの人達が悔しい思いをする時期でもあります。

メバリングで使う、2インチ前後のワームは食べやすいので、小型のキジハタは飛び付いてきます。

しかし、存在感が弱いので、ランガン前提で広範囲に撃つなら普段使っているワームのサイズを少し落としてやるだけで大丈夫です。

プリスポーンキジハタを狙うポイント

敷石周りは絶好のポイントです。

水深が深いエリアだと最高ですが、シャローエリアでも問題なく釣れます。

たまにびっくりするほど目の前で食ってくる時があるので、根掛かりを恐れず、ギリギリまで丁寧に誘ってみてください。

サイズ関係無く釣りたいなら手前を重点的に探った方が良いです。

キジハタはメスの方が数が多いです。

少ないオスは沖でメスを探したりしているので、デカい個体を釣りたいなら、沖も探ってみましょう。

ちなみにキジハタにはネスト(産卵用の巣)が無いので、追求しなくても良いです。

キジハタの卵は浮遊卵なので、卵を守ったり子育てをする必要がありません。

攻めすぎて根掛かってラインブレイクした時は、諦めて数mはズレましょう。

海藻が生えている所もありますが、そういった所も狙い目です。

ひろべえ
ひろべえ

根掛かりしやすいところにキジハタは居ますよ!

続いて、プリスポーンキジハタの釣り方について解説します。

プリスポーンキジハタの釣り方

基本的には通常の狙い方で問題ありません。

キジハタを狙うときの基本ウェイトは7g、10g、14gの3つですが、「サイズは良いから、とにかく釣りたい!」って時は5gを使ってみるのもありです。

ベイトリールの方は7gで構いませんが、スピニングリールで狙っているなら5gで敷石周りのみを丁寧に探ると案外釣れます。

敷石にある穴をピンスポットに撃つイメージで丁寧に探るのがコツです。

しかし、丁寧を意識し過ぎてアクションが遅いと見切られるので、柔軟に対応してください。

プリスポーンキジハタは敷石にいるカニやエビ、小魚を捕食しているので、軽めのシンカーで手返し良く探るのがセオリーです。

正しくお伝えするなら、プリスポーンキジハタ”も”ですね。

当然、50アップを超えるランカーキジハタも同じような捕食活動をしている時があるので、集中して狙いましょう。

敷石周りでヒットする個体は金属バイトが多く、結構楽しいです。

ひろべえ
ひろべえ

金属バイトは中毒性が高いので、気付くと敷石周りばかり攻めている時があります(汗)

結果が出ないときはショックリーダーの20ポンド~22ポンド辺りを使ってみてください。

普段26.5ポンドの方はダウン、16ポンドの方はアップですね。

潮の受け方1つで釣果が変わったりするので、試してみる価値はありますよ。

元々20ポンド前後を使っている方は…、まぁ信じて投げ続けましょう。

さいごに

産卵前…プリスポーンのキジハタは小型が多く、活性が高くて食いっ気もあって比較的釣りやすいです。

しかし、極端に泳ぎ回ることはせず、自分のテリトリーの近くで捕食します。

軽めのシンカーで敷石周りを丁寧に探ると反応が得られやすいので、とにかく初キジハタが釣りたい!って方におすすめです。

使うワームのサイズを1つ下げることで、キジハタも食べやすくなるのでおすすめです。

今回は、釣りやすいはずなのに、意外と釣れないキジハタのプリスポーン攻略を解説しました。

テリトリーから広く出ようとはしないので、ピンスポットに丁寧に撃って行くことが攻略の近道でしたね。

プリスポーンが終わると産卵が始まり、その後はアフターになるので釣りにくい時期に移行します。

暑さに負けず、頑張って釣っていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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