どうも、ひろべえです!
皆さんはシイラが日本で釣れるってご存知でしたか?
僕は知りませんでした(汗)
知った経緯は今年の8月頃、フォローしているアングラーが釣果をSNSに投稿したのをきっかけに、日本でも釣れることを知りました。
その投稿を見て「僕もシイラを釣りたい!」と思い、釣りなうメンバーを巻き込んで、静岡サーフでシイラを狙うことにしました。
もちろん、釣るまでには沢山の苦労がありました。
今回は静岡サーフでシイラを釣るために必要なタックルやルアー、釣り方、時間帯なども解説していきます。
それでは、どうぞ!
シイラを釣るのは簡単?

2025年8月頃、SNSでは「静岡サーフでシイラ祭り!」なんて投稿を何度も見ました。
その時は「ほぼ全員キャッチしてたんじゃない?」「クーラーパンパンですわ」なんてコメントもあり、「シイラを釣るのは簡単なのか」って思いました。
実際にやってみて分かったのは、難しいです。
初心者の僕からしたら、祭りじゃ無かったら、釣れる気がしないです。
もちろん、上手い人だけが釣っている状況もあるので、居ることは居るんでしょうけど、中々バイトに持ち込めない。
そんな悔しい状況を何度も味わいました。
しかし、諦めずに挑めば僕みたいに必ず釣れます!
シイラを狙っていると、青物などを釣っている方を見る場合があります。
そんな時にアクションを変えたり、メタルジグを変えたりしてたら迷いが出て、さらに釣れない方向に行ってしまいます。
釣りなうメンバーのノリさんが焼津の石津サーフに初同伴した時は朝マヅメにショゴを釣り、僕もあれこれ真似したおかげでボウズを喰らいました。
大反省。
静岡サーフのシイラ狙いに最適なタックル

僕のシイラタックルのイメージはパワータックルでしたが、静岡サーフのシイラタックルはライト寄りです。
小型のシイラ、いわゆるペンペンサイズがメインなので、パワータックルは不要です。
シイラのサイズは大きくても60cmくらいですね。
なのでライトタックルで揃えた方が楽しいまであります。
それでは最適なタックルを順に解説していきます。
ロッド
長さは10フィート前後、パワーはMを選ぶと40gくらいのメタルジグが投げられて、シイラ狙い以外にも、シーバス狙いやフラットフィッシュ狙いなど、オールマイティに活躍します。
シーバスロッドやサーフロッドでも楽しめ、ダイワのラテオやオーバーゼアを使ってる人をちらほら見かけます。
専用ロッドならライトショアジギングロッドと呼ばれるものから探せば間違いはありません。
僕はパワーファイトが好きなので、普通のショアジギングロッドの9.6フィートのMHを買いました。
ショートロッド寄りですが、10kgクラスのヒラマサを抜き上げるようなロッドです。
めっちゃしんどいです。
初心者は選んじゃいけません。
素直にライトショアジギングロッドを選んでください。
リール
C3000番か4000番のギア比はXGと表記されているエクストラハイギア一択です。
シイラはビビるほどハイスピードで泳ぎます。
速すぎてプロでも「バレたか?」なんて言ってるシーンを見かけるほどです。
なのでヒットしたら負けないためにもXGが必須になります。
ラインテンションが抜けるとバラしやすいですし、浅いエリアだとラインがたるんだ時にボトムの石などに擦れてラインブレイクする可能性もあります。
静岡サーフは砂浜というより、ゴロタ浜が目立ち、拳ほどの石が一面広がります。
ヒットしたあとラインがたるんで、そのあとPEからラインブレイクしている方をたくさん見ました。
シイラはメタルジグやルアーが着水した瞬間、時には空中でジャンプしてバイトすることもあります。
頭上を飛んでくる物を見ていて、物凄い勢いで追いかけることができます。
ヒットしてからのやり取りや、高速巻きや高速ワンピッチジャークをやるためにも、XGが有利です。
僕はロッドに合わせるためにSW6000XGを買いました。
SWは通常タイプより丈夫に作られており、重いです。
めっちゃしんどいです。
素直にC3000番か4000番を買いましょう。
ライン
PEの1号か1.2号を200m巻けば充分です。
この辺りの太さが扱いやすく、飛距離も出て、ファイトも多少強引にできるのでおすすめです。
リーダーは20〜25ポンドを基準にします。
長さは1ヒロ(1.5m)程度を取れば充分ですが、穂先絡みなどのライントラブルが出る場合は少しずつ短くしていき、トラブルが少ない長さにしましょう。
1ヒロだとガイド内に結束部が入るので、ラインの抜けが悪いロッドだと飛距離も低下します。
気になる場合は最初からリーダーを1m程度にして、トップガイド(1番小さい、最初のガイド)より外に結束部が来るようにしても良いです。
ラインシステムを極端に太く設定すると、ファイト時は安心ですが、キャスト時やアクションの時に操作しにくいです。
強風時は糸フケがびっくりするほど出ます。
僕はPE2.5号からPE3号を使っていますが、飛距離は落ちるし、操作性も悪いのでこれからはPE2号にします。
素直にPE1号かPE1.2号にしましょう。
接続パーツとフック
ラインとメタルジグを接続するために、ソリッドリングとスプリットリングを使用します。
メタルジグに直接ラインは結びません。
ソリッドリングにラインを結び、スプリットリングにソリッドリングを通して、メタルジグのアイにスプリットリングを通します。
アシストフックはスプリットリングに付けます。
実際に使用するパーツ
・ソリッドリング×1個
・スプリットリング×1個
・アシストフック付きソリッドリング×1個
スナップでも代用できますが、ショアジギングの様式美としてソリッドリングを使った方がかっこいいと感じます。
強度的にもソリッドリングの方が強いし、小さいスナップは青物がヒットしたら簡単の開けられてしまいます。
バレて回収したら、開けられたスナップだけが返ってきたシーンを想像してみてください。
魚に申し訳ない。地球に申し訳ない。ダサい。恥ずかしい。
ソリッドリングにしましょう。
アシストフックはフロントのみで問題ありません。
リアにも付けたり、リアにトレブルフックを付けて安心感を得ても構いませんが、基本的にフロントアシストフックに掛かります。
エビるストレスを考えると、フロントだけで充分ですね。
青物を視野に入れている場合も、フロントにアシストフックのみで対応できるので、リアフックは卒業しましょう。
サゴシやオオモンハタも同時に狙いたいワガママさんにはリアにもアシストフックを付けた方が良いですが、ターゲットを絞った方が釣果も伸びやすいので、割り切りましょう。
フックサイズは付属のフックを基準にして、針先が鈍った時は近いサイズを選んで交換すると良いです。
正直、トライ&エラーな部分もあるので、良さそうなアシストフックを買って試して「なんか違うなぁ」って思ったら次の製品を試して好みの物を探しましょう。
ルアー
これは難しいですね。
釣る人はダイソージグでも釣るので、なんでも良いのかなって思いますが、アングラーを名乗るなら釣具メーカーの商品を買ってメーカーを応援しましょう。
静岡サーフで目立つのはメタルジグの釣果で、特にジークのRサーディンですね。
ジークのフィールドテスターさんが貢献しているのか、結構使用している方が多いです。
ダイワのサムライジグなども人気で、いつだったか、ダイワの方が静岡サーフで撮影した時にサムライジグを使ってバンバン釣っていた影響もあるのか?
ベイトサイズを意識して、その時期のマッチザサイズを狙うとキャッチ率が上がりますよ。
釣果情報を見ると30g〜40gでキャッチしている方が多い印象です。
ライトショアジギングというカテゴリーが人気だからなのかも知れませんが、メタルジグとベイトのサイズ感が一致しているのがこの辺りの重量なのかなって気がします。
僕がヒットした時はダイワのtgベイト60gです。
tgベイトはタングステン素材なので60gでもかなり小さくて、マイクロベイトを意識した戦略に効果的です。
シイラ狙いに効果的なアクション
冒頭でも説明したように、シイラはめちゃくちゃ速く泳ぐので、超高速アクションでもバイトしてきます。
アクション自体はワンピッチジャークが基本になりますが、ただ巻きでも釣れる場合があります。
最も効果的なのが、周りの人が釣ったのを確認したら、フルキャストして着水したら即ベールを起こして3秒待ってから本気のワンピッチジャークです。
可能な限り速くワンピッチジャークをします。
10回シャクってアタリが出なかったら高速ただ巻きで回収します。
釣れるまでは周りもスローな感じですが、釣れ始めるとびっくりするほど高速になります。
皆さん、慣れてますね。
釣れない時は他のアングラーを観察すると勉強になるのでおすすめです。
キョロキョロしていると良く目が合うアングラーがいるはず。
そういう方は釣りが上手い人の可能性もあるので、アクションだったり、ルアーサイズやカラーを参考にすると近道になったりします。
お互いに勉強したくてキョロキョロしていますが、やはり目が合うと気まずいです。
シイラ狙いにおすすめポイント

静岡サーフはわりとシイラ狙いで有名なので、今回は気にせず紹介します。
三保サーフ
シイラ狙いで代表的なポイントです。
三保飛行場で検索すると良いポイントが出てきます。
無料駐車場がありますが、トイレが無さそうです。
近くのコンビニで飲み物などを買うついでに用を済ませましょう。
めちゃくちゃ混むので、朝マヅメ狙いなら深夜から入る必要ありです。
ギリギリに到着して、アングラーの間に入るとトラブルの元になるので、可能な限り、奥まで歩いて行きましょう。
カンパチやブリの小さいサイズ、いわゆるショゴやイナダが目立ち、サゴシ狙いでも有名なポイントです。
バショウカジキが釣れた実績もあり、かなり夢がありますが、もちろん渋い時もあるので、対応できるように様々なルアーを持って行きましょう。
石津サーフ
焼津の人気ポイントで、愛知県から遠征する人は三保サーフより、こちらの方が近いです。
駐車場は少ないですがトイレが2箇所もあり、僕みたいに定期的に漏らすタイプの方には安心の釣りポイントです。
魚影の濃さは三保サーフに負けますが、それでも釣果は期待できます。
僕が初めてシイラを釣ったのも石津サーフで、その時はほとんどのアングラーが釣っている、いわゆるお祭り状態でした。
こんな時はデュエルのバレットブルなどのポッパーをぶち込んでヒットしたら楽しそうですね。
ナイトゲームではタチウオが狙え、F4やF5の釣果投稿をよく見ます。
さいごに
圧倒的なスピードでアングラーを魅了するシイラは、ロックショアでなくても静岡サーフで気軽に狙うことができます。
三保サーフや石津サーフは他のサーフと違ってウェーダー(胴長靴)が無くてもエントリーができ、初心者でも挑戦しやすいです。
最初はみな初心者です。
深く考えず、興味があったらとりあえず行ってみましょう。
めちゃくちゃ楽しいですよ。
今回は初心者向けに静岡サーフでシイラを釣る方法をご紹介しました。
分からないことがあったら気軽にインスタからDMください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
NICE FISH FOR YOU.
by 釣りなう

